映画とテレビのひととき~感想を備忘録

今日もスクリーンの前で:映画とドラマの感想ブログ

ボーン・コレクター初観!



ネタバレありで語りますよ~

1999年の映画を今さら初めて観て、まぁ、なんていうか、時代を感じるわね。

まず無惨な殺人現場、あれ、凄いわよねぇ。

目を覆いたくなるわ。でもね、正直言って、ちょっとやりすぎじゃない?

ホラー映画じゃないんだからさ、もうちょっと抑えても良かったんじゃないのって思っちゃうのよ。

え?それがこの映画の醍醐味ですって?いや、まぁ、わかるけど、でもねぇ…何か薄いのよ。

犯人、これよ、これが問題よ。

登場時間が短すぎる!何これ、エキストラなの?っていうくらいの出番じゃない?

あんだけのことやらかしておいて、出てきた瞬間「あ、こいつだったのか」って感じで終わるのがなんとも拍子抜け。

もうちょっとこう、緊迫感とかね、見せ場が欲しかったわよ。

あとねぇ、看護師さん、良い感じで登場したのに、あっけないわねぇ。

あたし、もうちょっとドラマがあると思ったのよ。

いや、それなりに期待してたのよ。

そしたらあの仕打ちよ。びっくり通り越して、ショックよ、ほんと。

でね、犯人の動機とか恨み、そこがね、もっと深く描いてくれてたら「なるほど、だからかぁ」って納得できたかもしれないけど、最後のセリフだけで終わりって…ちょっとアンタ、説明不足よ。

猟奇的な事件なのはわかったけど、その中身がスカスカじゃん!

「恨みで人を殺しました」って、うーん、なんだかなぁって感じよ。

せめてもっと苦しみとか、心理描写に力を入れてくれたら、あたしももう少し感情移入できたかもしれないのにねぇ。

ま、アンジェリーナ・ジョリーデンゼル・ワシントンが良かったから、なんとか最後まで見られたわよ。

俳優陣の演技だけは本当に素晴らしかったわ。

犯人がわかるまではドキドキしながら楽しめるっていうのも事実よ。

でも、ラストがアレじゃ、プロローグの方が長かったんじゃないのって思っちゃったわよ。

結論?うーん、見ないで損はないけど、期待しすぎるとちょっと肩透かしかもしれないわね。